そもそもストーリー

世界共通のあいさつ握手 そもそも始まりはどんな意味??

問題

コロナ生活でソーシャルディスタンスが意識され、初対面の人との握手がいまマナー違反となっています。

イギリスのボリス・ジョンソン氏も、コロナ患者を見舞いに行った際に、関係者と握手をして感染したと言われており、こんな簡単に相手のハートを掴む習慣が、失われていくのは寂しい気がします。

現在、世界中のビジネスの場では、握手のかわりに、ひじをぶつけ合うあいさつが採用されているのですが、では、知らない人と触れ合うこうこの握手のそもそもの意味とは何でしょう?

答え

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【答え】
「武器を持っていません」という意思表示

【解説】
握手の起源として有力な説は、平和の意思表示としてスタートした可能性が高いのです。
お互いの手を握るという行為は、武器を手にしていないことの証になり、その手をゆさぶることで、相手が袖の中に何も隠していないことが確認できるのです。

ちなみに、アメリカで握手が広まったのは、18世紀のクエーカー教徒の影響が大きい。
階級や社会的な序列に関係なく振る舞おうとしていた彼らは、当時一般的だったお辞儀や帽子を脱ぐといったしぐさよりも、握手の方があいさつとしてより民主的だと考えました。

歴史家のマイケル・ザッカーマンによると、
「クエーカー教徒は仲間内で握手を習慣としており、それを今日の私たちと同じように、地位に関係なく誰にでも用いるようになった」
という。

ハグ・キスの習慣はどこから来たの??

あいさつとして、ほほに軽いキスをするものは、初期のキリスト教に取り入れられ、宗教儀式の中で用いられたと言います。
『ローマ人への手紙』の中では、聖パウロは信者たちに「きよい接吻をもって、互いにあいさつをかわしなさい」と命じています。

また中世において、キスは忠誠のしるしとして、また財産の移譲などの契約を結ぶために用いられました。

フランス語で「ラ・ビズ(la bise)」と呼ばれるほほへの軽いキスは、現在、世界の各国でのあいさつの定番です。
例えば、パリでは、頬へのキスの回数は2回が一般的。
プロバンス地方では3回、ロワール渓谷では4回となるなど各地域で特色もみられます。

そんなキスですが…
14世紀のペスト流行の際に習慣が一旦消え去ったのです。

その後、いつ復活したのかというと…
400年後のフランス革命の後。

また2009年の豚インフルエンザでも、ラ・ビズは一時的に行われなくなり、現在、コロナによって、またもやキスの挨拶がピンチに立たされているのです。

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