2000年代に入り、ヒゲ男子が世界的にブームとなり、ヒゲ率がぐんと高まっています。
例えば、アメリカ、サンフランシスコ州大学の研究によると、アメリカでモテる男性の恰好は「チェックのシャツにヒゲ」、「V型体型」。これ。
チェックシャツはなぜモテるのかはっきりしませんが、ヒゲがモテる要素となっているのは確実です。
とはいえ、このヒゲはそもそも、なんのために生えているいるのでしょう??
人間の体なので、、何かしらの役割を持つから生えている訳でありまして…
実は…パンチの衝撃を和らげるために発達した機能。
の可能性が高いのです。
例えば、ヒゲと呼べる範囲をはるかに超えたヒゲの王様ライオンは、たてがみは男性としての象徴であるだけではなく、実はライバルが繰り出す危険なツメや牙の一撃から喉を守る効果があるのです。
そのため、ヒゲの生えた男性は猫にモテるという。
という事から、人間のヒゲもこの機能と同じように考えるのが普通で、戦いで食らうパンチの衝撃を吸収し、アゴの骨を守るための可能性があるのです。
ダーウィン説を否定するケンカ進化論
進化論のダーウィンは、ヒゲの役割として、「女性を魅了するための機能」として進化したものと考えていました。
ところが、アメリカ、ユタ大学の研究チームをそれを否定。
やっぱり、戦いに勝利するため、生き残るための進化論を唱えたのです。
研究チームによると、戦いのための進化したことを示唆する科学的証拠は増えており、例えば、男性の顔の自体も、ケンカから顔面を守るように進化しているという。
では、実際にどれくらいヒゲが吸収するのかというと…
ヒゲなしとヒゲあり、2つを比較すると3割ほどのダメージを「ヒゲあり」が吸収するという。
そのためびっしり生えたヒゲは、アゴのような顔の骨折しやすい部分を衝撃から守ってくれます。
また皮膚や筋肉の裂傷や打撲といった怪我も防いでくれるはずです。
と、研究者らは発表したのでした。
さて、みなさんヒゲ生やします??
ちなみに、消防隊員はヒゲをのばしていけないのです。
なぜ??
火災現場でマスクをつけたとき、髪の毛やヒゲで隙間を作らないように。
コロナでマスク生活が続いていますが、ヒゲもじゃもご用心してください。
という理由からひと昔前はパイロットもヒゲ禁止でしたよね。
今はマスクの性能があがり、ヒゲOKの所も増えています。