問題!!
【問題】
こちらの写真を見ますと・・・全裸でラグビー???
実はこちら、全裸でピッチに立つのはイギリス・オックスフォード大学
「女子ラグビーチーム」なのです。
これまでも、オーストラリアのサッカー女子代表チームや、ドイツの女子バレーボールチーム、スペインのハンドボールチームなど、数多くの女子アスリートが、競技を続けるため仕方なくヌードカレンダーを出版してきました。
しかし、彼女たちがこの姿でプレイしてるのには、実は、別の理由があったのです。
彼女たちが全裸でラグビーをしたのはなぜでしょう?
【答え】
【答え】
ヌードによって摂食障害に悩む女性を応援
【解説】
彼女たちが裸になった理由…。
それは、ある慈善団体へのチャリティカレンダー撮影のためでした。
自分のスタイルや体重を気にするあまり摂食障害に陥った、
同じ女性たちを支援する活動資金を得るために、2016年のカレンダーを作成したのです。
ピッチ上で、クラブロッカーで、さらには大学図書館内でも、鍛え上げられた肉体美を披露。
スパイクとソックス以外すべて脱ぎ捨て、モノクロ写真の撮影に挑みました。
会長の熱意がチームに伝染
“One for all, All for one”
このチャリティカレンダーを企画したのは、チーム会長のHelen Lumb氏。
作成に踏み切った理由は??
「慈善団体のメッセージ“Beat”を体現しているのは、まさに私たち女子ラグビーチームだと思ったんです。女性の力強さや、自信、個性を表すのに彼女たちの肉体が、病気に悩む多くの女性たちを鼓舞できると直感的に感じました」
ラグビー精神を表す有名な言葉に“One for all, All for one”があります。
意訳すれば、「一人はみんなのために、みんなが一人のために」。
その言葉を体現するかのように、彼女の熱意は、チームメートへと伝染。
「苦しんでいる時、同じ女性のたちのために…」。
さらに!
ただのヌード写真にしたくないという思いも。
「ラグビーの魅力を伝えたい」
ラグビー女子として、技術的に正確なものを押さえて欲しいと懇願。
タックル、スクラム、ラインアウト、全て本番“さながら”…ではなく、
まさに実践練習そのものをカメラマンが撮影してきました。
そのため、撮影は長時間に及んだとか。
「Daily Mail」が伝えるチームのキャプテンCarly Blissさんのコメントによると、どうやら撮影日はものすごく寒い一日だったそう。
それでも「終始大コーフンだった」、
と彼女が語るようにチャリティ目的のこのヌード撮影会を、非常に価値あるものと捉えているようです。
チームビルディングにものすごくいい影響があったと答えています。
試合前のルーチンセレモニー。
チーム全員スタンド前に整列して撮影。
こちらの作成したカレンダーは日本からも購入可能、お値段は一冊12ポンド(約2,200円)。
そのうち一割がオックスフォード大学の慈善団体「Mind Your Head」に寄付されるそうです。