【問題】
大きな茶畑には、必ずと言っていいほど巨大な扇風機の付いた柱が設置されています。
これは、あるものの被害から、大切なお茶を守るために設置されているモノなのですが…。
では、お茶畑に扇風機を設置する目的とは何でしょう?
【答え】
【答え】
霜(しも)による被害を防ぐため
【解説】
この装置は『防霜ファン(ぼうそうふぁん)』と呼ばれるものです。
地面近くは冷え込むため、気温が下がるとセンサーが働き、この防霜ファンで上空にある温かい空気を下に送り込んで、地面近くの温度を上げて霜を防ぐ役目があるそうです。
【問題】
農作物を育てる畑には、鳥を近づけないために案山子を立てたり、猪の進入を防ぐためにテープを張り巡らしたりと、動物による被害を防ぐための様々な工夫が施されています。
実は、よく見かけるこのようなペットボトルで作られた風車もその一つで、風車が回る音や、風で棒の部分が振動することによって、ある動物による被害から作物を守る目的で取り付けられているのですが…。
では、その動物とは一体何でしょうか?
【答え】
【答え】
モグラ
【解説】
モグラは餌であるミミズを求めて畑のあちこちに穴を掘り、作物の根を痛めてしまいます。
モグラは振動や音に敏感で、風車の回る音やその振動によって作物に近づくのを防ぎます。
【問題】
最近の田んぼでは、転作用の作物として「菜の花」を育てるところが増えています。
これは、油を採るだけが目的ではなく、稲を育てる際に役立つからなのですが…。
では、田んぼに菜の花を植える理由とは一体何でしょうか?
【答え】
【答え】
雑草を抑える効果があるから
【解説】
土を耕す時に、菜の花も一緒にすき込んでしまうことで、雑草の発生を抑える効果があり、農薬の量が少なくて済みます。
【問題】
作物が植えてある畑を見てみますと、画像のように黒いビニールシートが被せてある事があります。
これは、マルチ栽培と呼ばれる手法で、ビニールシートを被せることで、水分の蒸発などを防ぎ、地温を高める効果があるります。
中でも「黒色」のモノが好まれるのには、色の特性を生かしたある効果があるからなのですが、
それは一体どんな事でしょう?
【答え】
【答え】
こちらも…雑草の抑制効果
「解説】
黒は遮光性の高い色なので、雑草の発芽、成長に必要な日光をシャットアウトすることが出来ます。