【問題】
日本の国旗と言えば…
日本の国旗と言えば、、2種類あるのをご存知だと思います。
日章旗と旭日旗。
最近、日本では国旗を掲げると少し問題になることもしばしば。
また旭日旗は、大日本帝国の国旗だと誤解されている方も多いと思いますが、旭日旗は大日本帝國海軍の軍旗です。
1900年(明治33年)当時の列強の海軍旗
大日本帝國下においても、日章旗が日本の国旗でした。
そして、この旭日旗は今の海上自衛隊でも軍艦旗として使われているのですが、ここで疑問。
なぜ軍艦は国旗を掲げているでしょう??
掲げていないとある不都合が生じるからなのですが、、
では国旗を掲げている理由は何でしょう?
アメリカの海軍旗
【答え】
国旗を掲揚しない軍艦は海賊とみなされ、無条件で攻撃されるから
【解説】
国連海洋法条約第20条によれば、潜水船その他の水中航行機器については、沿岸国の領海においては、海面上を航行し、かつ、その旗を掲げなければならないとされており、国旗又は軍艦旗を掲揚すれば、潜水艦も他の軍艦に同じく、沿岸国の領海において、無害通航権を行使できる。
また、軍艦旗とは別に、船の国籍を示す際に艦首部分に掲げる、国籍旗(艦首旗とも、(Naval) Jack)が個別に定められている国があれば、軍艦旗のみを定めている国や、国籍旗のみを定めている国もあり、各国で異なっています。
軍艦以外の船舶は、軍艦とすれ違う際、敬意を表してその掲げている国旗を半下して行なう敬礼(半旗)をするのが通例である。
これを受けた軍艦は、軍艦旗を半下して答礼を行ない、また国際信号旗で“御安航を祈る(UW)”を掲揚して応えると言います。
ちなみに、
なぜ今なお海上自衛隊では、日本の日章旗ではないのでしょう?
それは、旗によって官民の区別をしているから。
海上自衛隊以外の日本のタンカーや商船などの民間の船は日章旗が掲げられます。