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ラグビーのユニフォーム、襟はなんであるの??

【問題】

日本でワールドカップの開催を控え盛り上がるラグビー。
そのユニフォームを見てみますと、襟付きのものが多くなっています。

2015年のワールドカップのユニフォームから襟無しがブームとなり、素材も進化しております。
最近では襟なしも増えてきましたが、元々この襟はある目的のためにつけられたものでした。

ではその目的とは何だったでしょう?

【答え】

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【答え】
試合後の食事でユニフォームのまま参加できるように

【解説】

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ラグビーユニホームの歴史を振り返る前に…

現在の日本代表には凄い機能が!!

まずはなぜストライプ?

ストライプのデザインには、日本代表が武器とするスピード、躍動感、力強さが表現されています。
あえてボーダーを曲線にすることで、強く、速く見えるといった錯視効果が加えられています。

生地を見てみますと、つるつるに。
基本となる生地は、掴まれにくくなっています。

一方で、生地が伸びないとやっぱり動きづらい。
伸びすぎてしまうと、対戦相手に掴まれたときに手が離れなくなってしまい、指が入ってしまうともう簡単には離れなくなります。

それを補うために、あらゆる方向でのベストバランスになっています。

胸部を見てみますと

ボールを持ちやすい、またはこぼしずらくするための特殊グリップが施されています。

 

さて、襟付きですが、襟の発祥地はヨーロッパです。
シャツに襟が付いた現形に落ち着いたのは中世の頃で、ヨーロッパの上流階級しか着用できませんでした。
19世紀ごろから折り襟が主流になったそうです。

ちなみに日本では文化改新の明治時代から襟付きのシャツが導入されました。

ラグビー発祥の地がヨーロッパのイギリスといわれています。
紳士的な服装を好む国として有名なイギリスの考え方がラグビーのユニフォームにも、 襟をつけたのではないでしょうか?

紳士の国イギリスでは、ラグビーの試合終了後に食事をとることが多かったそうで、ユニフォームで参加できるよう、襟付きのユニフォームが作られて普及したとも伝えられています。

ラグビーのユニフォームは襟が白色のタイプが多かった!?

現在の様な高機能ユニフォームに変わる前のラグビーのユニフォームは、綿で作られていました。
普段着でも使えるほど肌触りが良く、簡単に破れない丈夫なものでした。

襟の部分は、白色が多かったです。なぜ白色が多かったのか、ハッキリとわかりませんが、 カラーデザインの観点から決まったのでは?と思います。

ラグビーのユニフォームに襟は必要?

イギリスのラグビートップチームは、現在も襟付きにこだわっています。
ラグビーのユニフォームは年々進化し、高機能のユニフォームが主流となり、襟の部分はほとんどなくなりました。

ですがイギリスのラグビーチームは、襟付きのユニフォームにこだわり異彩を放っています。
少数派になった現在は逆に新鮮で、カッコいいという声が多くなっています。

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