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残念見たかった! オリンピックから外れた競技5選

2019年11月1日

芸術競技

※1912年ストックホルム大会から。絵画・彫刻などを採点した。

http://www.sportsarts.gr.jp/activity.html

現在、「ジュニア作文オリンピック」「子ども絵画コンテスト」「全国スポーツ写真コンクール」などを主催する日本スポーツ芸術協会が、かつてオリンピックにおいて2名のメダリストを輩出していたことをご存知でしょうか。

「スポーツ」と「芸術」というと、一見なんの関連もないように思えるが、実はスポーツと芸術との結びつきは古く、古代ギリシャに始まっています。オリンピアの祭典では、スポーツの躍動美を彫刻や音楽で表現するなど、スポーツと芸術が一体となって開花しました。

近代オリンピックを提唱したクーベルタン男爵は、古代オリンピックの姿を理想として、芸術をオリンピック競技に加えることを希望し、1912年の第5回ストックホルム大会から「芸術競技」として実施をみるに至りました。絵画、彫刻、文学などの「芸術」を競わせ採点して順位を決め、メダルを与えるというこの「芸術競技」は、1948年の第14回ロンドン大会まで続けられました。

日本は、1932年の第10回ロサンゼルス大会の芸術競技に初参加。絵画、彫刻等46作品中、版画の長永治良の「虫相撲」が等外佳作として入賞しました。

続く1936年の第11回ベルリン大会においては、次期東京大会(1940年)に向けての意気込みもあり、作品の内容、点数ともに充実が図られました。合計48点の出品作品の中で、絵画部門において藤田隆治の「氷上ホッケー」が、水彩部門において鈴木朱雀の「古典的競馬」が、それぞれ3位になり銅メダルを獲得しました。また、長谷川義起の彫刻「横綱両構」と、江文也の音楽「台湾の舞曲」が等外佳作として入賞するなど、輝かしい成果をおさめました。

これらは、現在の日本スポーツ芸術協会の前身である大日本体育芸術協会が「競技団体」として主体的にかかわったものでした。

鳩射撃

動物愛護運動家にとってはまさに悪夢だったことだろう。
1900年のパリオリンピックでのみ開催された鳩射撃では、300羽近くの鳩が射撃の的になったという。

このオリンピックではベルギーのレオン・デ・ルンデンが21羽の鳩を撃ち落として優勝した。
しかし、その後のオリンピックでは標的が鳩からクレーに代わり、ルンデンは鳩射撃でオリンピックを連覇することはできなかった。

※実物のハトを落とす、動物愛護の点で問題あり、後にクレーへ

水中障害物競走

こちらもパリオリンピックで1回だけ、泥だらけのセーヌ川で200メートルのコースの水中障害物競走が行われた。

この障害物競走は、選手がポールやボートをよじ登り、水に潜って船の下を泳いだりする種目だった。オーストラリアのフレデリック・レーンがこの水中障害物競争で金メダルを獲得。レーンは水泳200m自由形でも1位になっている。

※ボートのポールに登ったり、船を下から押したりなど、水中アスレチックのような種目

馬幅跳び・高跳び

走り幅跳びは陸上競技の花形種目、そして乗馬はオリンピック競技の中でもっともエレガントな種目の一つだ。
そこでこの2つの種目を合わせたらどうだろうか?

1900年のパリオリンピックの時、当時のIOCの役員たちが本当にこの「馬幅跳び」をオリンピック種目として採用した。
このオリンピックではベルギーのコンスタント・ヴァン・ランゲンドンクが馬のエクストラ・ドライに騎乗し、6.10mの記録で金メダルを獲得した。

この6.10mという数字は、1991年にアメリカのマイク・パウエルが出した世界記録8.95mを考えると、すごい記録といえる。

「馬幅跳び」と並び、「馬高跳び」の種目も1900年のパリオリンピックで一度だけ行われた。

この競技ではカネラに騎乗したフランスのドミニク・ガルドレス(写真)と、オレストに騎乗したイタリアのジアン・ ジョルジオ・トリッシーノの2人が、共に1.85mの高さを飛び、1位として表彰された。

綱上り

綱登りは1896〜1932年までの5回のオリンピックで実施された。
選手は最初は座った状態で、腕の力だけを使ってロープを登る。ロープの長さは1896年のアテネオリンピックでは49フィート(約15メートル)だったが、その後のオリンピックでは25フィート(約7.6メートル)になった。

ギリシャのニコラウス・アンドリアコポウロス(写真)が、第1回のアテネオリンピックで金メダルを獲得した。
アンドリアコポウロス(は、この年のオリンピックでロープの最上部まで登ることのできた2人の選手のうちの1人だった。

1904年のセントルイスオリンピックではアメリカのジョージ・アイザーが優勝した。
アイザーは片足が義足だったため、綱登りでの金メダル獲得はいっそう素晴らしい記録となった。

※ロープを腕力だけでたぐって登る

 

モーターボート

1908年ロンドンオリンピックで初採用されたモーターボート競技は、開催国のイギリスとフランスの2カ国のみが参加しました。
メダルは金メダルのみで3つの競技が開催されました。
結果は以下の通りです。

無差別級(フランス)
60フィート級(イギリス)
8m級(イギリス)
()内は金メダルを獲得した国

名称で分かる通り、一番下のクラスが8m級なので、日本の競艇のような小型ボートではなく、クルーザーのような中型クラス以上のボートを使うレースです。
60フィート級は18.288m以下の基準になり、無差別級は60フィート超えです。

※1908年に実施、小型の競艇のようなものではなく、クルーザーのような中型のもの

https://www.kyotei-pr.jp/column/olympic.php

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