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学名にラテン語が使われる謎!?

【問題】

クイズ問題でよく見かける、「学名でニッポニアニッポン・・・・」。
動物や植物につけられる名前で「学名」があるのをご存知だと思います。

例えば、トキの学名はニッポニアニッポンと言い、なぜかラテン語が使われています。
英語やフランス語の方が世界中の人に認識されており分かり、易いように思うのですが…

では、ラテン語を使っている理由とは何でしょうか?

【答え】

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【答え】
どの国も公用語として使っていないから

【解説】

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【解説】
ラテン語を現在公用語として使用しているような民族はありません。
つまり、ラテン語は言語として進化することがないわけです。
死語であるためこれ以上変化しないという利点から学名に用いられています。
たとえば日本語の「あわれ」や「おかし」という言葉は古語と現代語では意味が違います。
このような感じで、その生き物の特徴を表す学名の意味が変わってしまっては困るのです。

ちなみに、、
実はラテン語は完全な死語ではないのです。
例えば、ラテン語を母国語とする国はありませんが、バチカン市国は公用語として採用しています。
一般人がラテン語を使うことはないようですが、教会の正式な公用語に採用されており、教会が公式見解を発表する際には、ラテン語が使われると言います。

「放送作家・横山龍太のアイデア研究所」より引用
https://ameblo.jp/pon-ryuta/entry-12416852928.html

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