【問題】
電車のつり革をみてみますと、三角のものや、丸型のもの、そしておにぎり型のものと様々なものがあります。
つり革といいつつ、皮ではなくなった理由として、火災時に延焼を防ぐためでした。
そして、表題にあります、三角と丸型ですが、以前は丸型が主流でしたが、現在では三角型も増えてきています。
特に、三角形のつり革は東京圏で採用例が増えているのに対して、関西圏では引き続き丸形のつり革が使われるという。東京圏で三角型が増えている理由として、三角型が持つあるメリットがあるからなのですが、
では、三角型のメリットとは何でしょう?
【答え】
答えを見る【答え】
しっかり握ることが出来る。
【解説】
【解説】
丸形の手掛けをしっかり握ろうとすると人さし指と小指がすぼまって握りにくいのですが、三角形であれば力を入れて握ることができます。
ベルトは上下、手掛けが左右と動く軸が異なるため、身体が揺れにくいという構造的な利点もあります。
朝ラッシュ時に乗車率150%を超える路線が多数ある東京圏では、つり革につかまらず電車に乗ることは困難。
そのため、東京圏ではしっかり握れるつり革が好まれている。一方、東京圏ほど混雑せず、つり革は必要な時だけつかめれば十分という地域では、大きくて重い割に、とっさにつかみづらい三角形のつり革は好まれないようです。
ちなみに海外に多いのはつかまり棒型。
その理由として、背が高い人でも低い人でも、必要な人がつかみやすい手すりの方が合理的になっています。
「放送作家・横山龍太のアイデア研究所」より引用
https://ameblo.jp/pon-ryuta/entry-12415458715.html