【問題】
カレールーのパッケージを見てみますと、ジャガイモが必ず写っています。
カレー総合研究所の井上岳久所長によると、ジャガイモはタマネギ、ニンジンと並んで「カレー三種の神器」の1つで、明治時代から定番食材となっていました。
ジャガイモが選ばれたのにはある理由があったのですが、では、それは何でしょう?
【答え】
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辛さを調整するため
【解説】
解説を読む【解説】
小菅桂子著「カレーライスの誕生」(講談社)によると、1896年(明治29年)、カレーの材料として「芋」が登場する。
1903年(明治36年)には雑誌に作り方が出ており、「わさびおろしですりおろす」とある。
レシピには小麦粉はなく、ジャガイモでとろみを付けていたよう。辛いと思った場合は、ジャガイモを潰して混ぜることで、辛さの調節をしていました。
昔は、今ほどルーのバリエーションが無かったため、食べる際に辛さを調節するのが一般的でした。
「放送作家・横山龍太のアイデア研究所」より引用
https://ameblo.jp/pon-ryuta/entry-12411367687.html