【問題】
東京で夏から秋にかけて各地でお祭りが行われ、お神輿を見られた方も多いと思います。
実はこのお神輿ですが、元々東京にはあまり存在せず、地方で見かけることも多い山車が一般的だったのです。
お神輿が登場したのは明治時代以降で、それはある事情から山車からお神輿に変わったのですが、
では、その事情とは何でしょう?
【答え】
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【答え】
電線が張り巡らされたため山車が通れなくなった
【解説】
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電線が出来る前のお祭りは、京都の祇園祭のように山車を中心としたものでした。
例えば、元々日本三大祭りのひとつである神田祭(千代田区の神田明神のお祭り)は日本一山車の多いお祭り。
しかし、明治に入り文明開化が進むと街中に電線が張り巡らされていき、この電線が邪魔で山車の巡行が困難になり、神輿へと移行していき現在に到った訳です。そのため明治から大正にかけて神田の山車は関東各地に売られました。
ですから現在は秩父や川越、館山などの地域で神田の山車は生き残っています。
「放送作家・横山龍太のアイデア研究所」より引用
https://ameblo.jp/pon-ryuta/entry-12408800880.html