【問題】
人の印象が大きく変わる目。
最近では、コンタクトでやたら黒目が大きい女性がいてギョッとしますが…
あるアンケート結果によりますと、白目と黒目のベストな比率は「1:2:1」。
黒目がそれ以上大きくなると好感度は大きく下がってしまいますので、あまり黒目を大きくしないようしましょう。
ちなみに、白目を美しく保つためには、紫外線が天敵なので、サングラスの着用は忘れずに。
さて、、そんな人間の目にとって当たり前の白目と黒目。
対して動物の世界を見てみますと、実は白目がある動物は少なく、ほとんどの動物は黒目ばかりです。
それには動物ならではの理由があるのですが、
ではその理由は何でしょう?
【答え】
目の動きを感知されないように
【解説】
動物に白目がない理由として考えられるのは、外敵から身を守るためです。
自分の眼の位置を知られないほうが有利です。
白目を持ってしまうと視線の先が知られてしまうので自然界においては致命的。
弱肉強食の動物の世界において、弱い動物が強い動物に対面した際に、とっさに逃げなければなりません。
その際、視線で逃げる方向を察知されないように、白目がないといわれています。
逃げる方向を見る
➡敵に捕まりやすい、しかし黒目しかないと、どこを見ているか分かりづらいので、逃げることが出来る可能性が高いのです。
ちなみに、草食動物は風下で寝ることが多いのです。
➡匂いで肉食動物にばれないように。
草食動物は、いついかなる時でも敵に襲われないかドキドキ、ビクビクしながら暮らします。
そのため、多くの草食動物は寝るときも敵を警戒している。
たとえばサイ。天敵であるライオンは、獲物であるサイに気づかれないよう、風下から近寄る習性があるが、サイは風下に向かってツノを構えた姿勢で寝ることで対抗し、身を守っていいます。
ライオンが来たら風向きの変化ですぐにわかるようにしているという。
野生動物だけでなく、敵に襲われる危険のない動物園暮らしの草食動物たちにも、その傾向が見られるという。
ただし、動物園生まれの個体や、動物園生まれの両親から、生まれた個体などは、だらしなく無防備な寝相を見せることもあります。