長年のナゾ!? 鰻に降りかかったギモン3選
鰻がお重に入っているワケ ライバル関係にある「うな重」と「うな丼」。 鰻はかば焼きとして、江戸時代中期に屋台で人気となり、その後、うなぎ人気がヒートアップし、江戸の4大屋台名物として、寿司、蕎麦、天ぷらの仲間入りを果たしたのです。 その後、江戸後期には、江戸の町に800軒ものうなぎ屋が登場。 屋台ではかば焼きから、うな丼として定着したのでした。 お重が登場するのは明治時代。 高価な漆のお重に入れることが考え出だされたのです。 その頃のうな重ですが、お重ゆえに、実は今のような1段ではなくて、ある理由から下に ...
ラーメンの平均価格、一番高い都道府県のこんな理由!?
【問題】 一杯1000円の時代に突入したラーメン。 銀座周辺では、ラーメン一杯1500円オーバーなんてお店もちらほら登場しているのですが、そんなラーメンで、日本で一番ラーメンの平均価格が高い都道府県といえば・・・ 「東京」 ではありません。 全国で一番の激戦区。 物価も高いことを考えると平均価格が一番高そうなのは東京と思うかもしれませんが、実は昔から断トツに高い地域がありました。 その県が高い理由として、ラーメン店で、その県独自のある習慣があるからで、その習慣とは、ほとんどの店で大根の漬物が自由に食べられ ...
【そもそもストーリー】シチューが生まれた意外な理由とは⁉
【問題】 カレーライスと同じ、家庭で人気メニューのシチュー。 シチュー自体は様々な国の料理で見かけますが、「クリームシチュー」は日本が生んだ和製洋食です。 カレーが日本で生まれたのは明治時代でしたが、シチューは戦後にある目的のために生まれました。 では、その目的とは何だったのでしょう? 【答え】 答えを見る 【答え】 (給食で)パンを食べさせるため 【解説】 解説を見る 【解説】 終戦直後から始まった学校給食でシチューが登場しました。 GHQの指導の下 「洋風の食事を子供達になれさせる」 という目的があっ ...
おにぎりに塩、スイカに塩。でも、ゆで卵の塩は役割が違う??
【問題】 コンビニの定番「おにぎり」 例えば、セブイイレブンでは、家庭で作る味を再現する為に、通常、塩水でご飯を炊いていることが多いのですが、 「お母さんは塩を手に塗って、ご飯の表面に塩味を付けている」 ように、塩を振るマシーンを開発し、おにぎりを製造しています。 お米の表面に塩が付いていた方が、お米が甘く感じられ、これはスイカに塩をかける原理と同じ。 対して、定食屋さんの定番ゆで卵 塩も進化し、ゆで卵専用のものまで登場しています。 実は、この塩ですが、ゆで卵を美味しく食べる為の味付け以外にも、塩をかける ...
【そもそもストーリー】 ピザはそもそもアレだった??
【問題】 ピザ発祥といえば、イタリア ピザ発祥といえばイタリアと言われていますが、今やピザは世界中で食べられる料理になっています。 例えば、アメリカのピザ消費量は金額で年間3兆5千万円。 対して、日本は2億6千万円。日本のピザの価格はアメリカのおよそ2倍と言われていますので、国民食になりつつあるピザでも日本人が1年間に消費する量はアメリカのおよそ28分の1になのです。 世界一冷凍ピザを食べている国は?? 一方、冷凍ピザの消費量一位の国はどこだと思いますか?? 答えは、ノルウェー 答えは、ノルウェー。 消費 ...
醤油さしはなぜとっくり型?
【問題】 昭和20年代に作られ今も愛されているキッコーマンの醤油さし。 徳利のような形をしているのには、理由があります。 実は醤油さしを持った時のことを考え、このような形なのですが、 では、この形の理由は何でしょう? 【答え】 答えを見る 【答え】 醤油さしを持ち上げた時、小指が自然と上がることで美しい手の形になるから 【解説】 解説を見る 他に、醤油の注ぎ口は、醤油を注ぎ終わった後に垂れないように計算され60度の角度がついています。 これは研究して割り出された角度です。 コンセプトは、売るための容器では ...
卵焼きのフライパン・・関東と関西はなぜ違う??
【問題】 卵焼きのフライパンを見てみますと、関東の正方形に対し、関西では縦長が使われています。 関東の正方形は板海苔と同じサイズで江戸前寿司に使いやすいから。 では関西の縦長はどのような理由で縦長なのでしょう? 【答え】 解説を読む 【答え】 出汁を絡めやすくするため(ひっくり返し易くするため) 【解説】 答えを見る 【答え】 関東型・・・江戸前ずしに起源がある卵焼き。 味が甘く濃い関東風の卵焼きは、適度に焦げ目があって厚く巻くのがいい。 たっぷりと卵を使って一発で返します。 うなぎや穴子が入るような卵焼 ...
カップの納豆、、四角のものに比べて量が少ない??
【問題】 丸いパックの納豆を見てみますと、四角のものに比べ納豆の量が少なくなっています。 カップの大きさから考えて、もう少し量があっても良さそうなのですが、 では容器に対し納豆が少ない理由は何でしょう? 【答え】 答えを見る 【答え】 具を入れることを前提としているため 【解説】 解説を読む 【解説】 全国では納豆に様々な具を入れる習慣があり、それに対応しています。 卵、大葉、鰹節、のりなどなど。その具を入れてカサが増えても混ぜられるような器の作りになっています。 ちなみに① 納豆が3パック売りが多い理由 ...
ちゃんこ鍋の定番につくねがなった訳とは??
【問題】 秋の季節になり鍋の機会が増えると思いますが、その人気の鍋にちゃんこがあります。 力士の食事として有名で、ちゃんこ鍋が食べられるようになったのは、明治時代の終わり頃。 出羽海部屋から始まったと言われています。 なぜ「ちゃんこ」と言うのかですが、相撲部屋では親方と弟子の関係で、親方を「父(ちゃん)」弟子を「子供(こ)」として、親方と弟子が一緒に食事を取ることから、相撲部屋の食事全般を「ちゃんこ」と言うようになりました。 具材はと言いますと、基本何でもありなのですが、つくねが入っている場合が多くありま ...
タバスコは元々ある食べ物のお供だった!?
【問題】 元々は、子どもの不良防止のために作られたゲートボールが、いまや高齢者のスポーツに。 対して、こちらのタバスコ。 タバスコが日本にやってきたのは、終戦直後のことです。 アメリカの進駐軍が日本に持ち込み、アントニオ猪木が経営するアントントレーディング社がタバスコの代理店契約を結びました。 アントニオ猪木さんと初代タイガーマスクの佐山聡さんのCM効果で、タバスコの人気は急上昇。 ピザにタバスコをかけるのは日本独自の習慣になったタバスコ。 アメリカ発祥で元々、ある食べ物のお供として作られたのですが、 そ ...